2015年6月17日水曜日

水草の水上育成のその後

水上化させて育成中の水草の現状です。
前の記事、2014年のまとめの続き
去年の初冬、屋外に出していた水上葉が夜間の冷え込みによる霜にやられてしまいグロッソ以外は全滅した。と思っていたのですが、復活しました ^^

冬期間はこんな感じで ↓ で室内管理。
育成容器は、100均のプラカップにソイルを入れて水上葉を植え付け。
それを発泡スチロールに入れて水位は腰水管理。保温と湿度を保つ為に農業用の穴開きビニルをかぶせています。私の場合は室内でも暖のない所に置いてるので、これに更に発砲スチロールで自作した保温箱を作ってそれに入れてます。照明は自作したLEDライトです。1日10時間ほど点灯。庫内にヒーターは入れておらず、点灯中のLEDライトの発熱だけが熱源です。

容器内の水を入れ替える作業をするために出したら・・・
霜にやられて枯れてもう駄目かと思っていたロタラとハイグロから新葉が出てました。
凄い生命力!根っこが無事なら生えてくるっぽい。
あと、水が緑色のヘドロに見えるのはアオミドロです・・・低温管理なため水草の生育に活気はないですが、アオミドロは元気一杯で増えまくります。

そして月日が経ち、(5月末くらい)に見てみると ↓
ご覧の通り、ロタラ・ロトンディフォリアは完全に復活をみせました。
反面ハイグロフィラ・ポリスペルマは残念ながら復活は無理な感じですね。
葉は萎縮してシワシワで昨年の状態には程遠い姿で、もうここから復活するかは怪しい。
2年前から維持してる草ですが廃棄しようと思います。

ロタラとハイグロは使えそうなので、新しく水槽を立ち上げた時に試しで使ってみようかな。

2015年6月9日火曜日

60cm陰性水草水槽-12ヶ月目

立ち上げてから1年が経過しました。
前回のメンテ、ろ過能力が低下してしまった底面フィルターを撤去と底床の洗浄と敷き直し後の
現在の60陰性水草水槽の様子です ↓
メンテ前のろ過の構成は、底面式フィルター(エアーリフト式)+外部フィルタ(VX-75)の二段構えだったのですが底面フィルターの出水パイプが無くなったら結構見た目スッキリしましたね ^^
現状でのろ過は外部フィルターのTetraのEXフィルターVX-75だけなりましたが、
メンテ後に水質はすぐに改善しました。まず油膜が消え、ガラス面の茶ゴケも出なくなりました^^

草の調子が回復したかはまだ判らないですが、痛み具合が酷いバリスネリアは除去。
この1ヶ月でボルビチス ヒュディロティは新葉を次々と展開して勢力拡大中。
セミナローは中に埋もれてしまい・・・ほとんど見えなくなってしまいましたね。
プテロプスは相変わらずパッとせず。

あと、魚を久しぶりに追加しました。プリステラを12匹ほど入居させました。
写真では目立たない地味なお姿ですが気に入ってます。
グリーンネオン、8匹くらい居るんですがカメラを構えるとサッ!と草の陰に隠れてしまって写る事が滅多にないシャイっぷり。
ラスボラ達は20匹近く入れていたのですが、ずいぶん減ってしまいました。今9匹。
原因は飛び出し死です。朝になると水槽下で干からびてる事案多数w
夜に家族の物音(たぶん水槽の前を歩いた時とか)に寝ボケてパニックになってジャンプして
外に飛び出してると思われます。ラスボラはとにかくアホで驚くとすぐパニックに陥る。
そんで、やたらジャンプ力が高くて20cmくらい上がる。飛び出し防止策でガラス蓋をやってますが、蓋の隙間から飛び出していくみたいです。
プリステラは堂々としてて、性格は落ち着きがあります。驚いたとしてもパニックになりませんし、夜は草の陰で寝てるので寝ボケたりもしない。
 
今すごく気になってるのが、カワコザラガイです。増えすぎて困っています。
写真の草に付いてる小さい白いツブツブがそいつら。
夜とかに電気をつけて水槽を見るとガラス面にビッシリ居たりして気持ち悪いんですよねコイツ。
色が半透明で見え難いし、小さくて平べったいので手作業で完全除去は困難極まれり。

色々と水槽の記事を読み漁って調べてみたら、チェリーバルブという魚が食べてくれるらしい。
こんど試しに購入して入れてみようと思います。

2015年5月31日日曜日

60cm陰性水草水槽-11ヶ月目

皆様、お久しぶりです。2015年の1発目のブログ更新ですw
冬季は寒いので水槽は換水くらいしかやらないのでネタがないのでブログ更新を
休止しておりましたけど暖かくなったので活動再開です。

さて、60cm陰性水草水槽を大規模メンテしました。
メンテ前の60陰性水草水槽の様子 ↑
もうすこしで立ち上げから1年になろうとしています。
ここまで殆ど換水以外、ノーメンテで来ましたがもうマジ限界です。
この1ヶ月で環境が悪化が激しく、調子悪いです。
悪化はおよそ2ヶ月半くらい前から始まっており、水面の油膜が凄い事になっています。
底面フィルタからの出水口のブクブクで油膜が泡立って悲惨な状態になるので泡を消すカップを取り付けておりますw
あと、ガラス面に猛烈に茶コケが出まくり汚れが酷い、お陰でカワコザラガイが爆殖中。
 
水草の状態ですが、この水槽で一番勢力が伸びてるのがボルビチス ヒュディロティです。
立ち上げ当初はミクロソリウム セミナローがほとんどを占めて居たのですが、もうボルビチスの勢いに負け、隅っこへ追い遣られて細々としてる状態。
水質悪化中なのですが勢いが弱まる様子は無いです。

ミクロソリウム プテロプス、こいつは立ち上げ当初からあまり調子が出てない水草です。
別の流木に巻いてあるのでボルビチスが居ないから今も一応健在です。
しかし、水質が悪化してるせいなのか最近は枯れが目立ち始めてる気がします。

はい、出ました藍藻ちゃん。私の水槽では始めての大規模発生です。
底面フィルタの出水口から一番遠い場所、ちょうど対角に当たる面で増殖中です。
ここはもう底面が汚泥で詰まっていて水流が無くて水が腐ってるんだと思います。

外部フィルタの清掃をして、底床(マスターサンド)を出来る範囲をプロホースで汚泥を吸い取って掃除したりしましたが、改善する様子がない為、底面フィルターのメンテを実施。
底面フィルターの清掃はもうリセットみたいな規模になります・・・
まず、邪魔になる水草たちを全て撤去。ナナの根っこは低床を貫通しちゃってて仕切りで入れてたウールマットを侵食、一部は底面フィルター内まで入り込んでました。
凄いぞナナ!お陰でマスターサンドとサブストラットが混ざっちゃったよ~orz

底面ろ過を目詰まりさせてる元凶だと予想していたウールマットですが、全く汚泥は詰まってなくて綺麗な状態でした。
 
サブストラットと底面フィルターにも汚泥の目詰まりは確認できず。普通に綺麗でした。
で、水槽から取り出したマスターサンドからは凄まじい量の茶色い汚泥が・・・
って事で結論、
私の水槽の底面濾過が目詰まりしたのはマスターサンドが主な原因です。

どうやら表面がツルっとした大磯砂みたいな砂利でないと底面フィルターと相性が悪い。
溶岩砂は多孔質で生物ろ過に最適だから底面フィルターに良いと思い込んでましたが、調子が良いのは最初だけで、多孔質が仇になって一旦汚泥が入り込むとプロホース如きでは吸いきれずに清掃不能に陥りやすい。
そもそも水草水槽は底床掃除がやり難いから底面ろ過が向いてないんですね。

って事で、底面フィルターを取り外してマスターサンドをサブザブ入念に洗って敷き直し。
これが洗っても洗ってもなかなか綺麗になりませんw ゴミ離れ悪すぎ。
やっぱ水草水槽のろ過は外部フィルターが一番無難ですね。掃除もしやすいし。

2014年12月22日月曜日

2014年、水草水上化まとめ

早いもので本年もあと残り数日ですね。
今年は陰性水草水槽でしたが、また有茎草にチャレンジできたらと思っています。
その為の新型LED照明も鋭意製作中。あとは、ブログ更新をもっと頑張りますw
さて、
水槽の維持が面倒になる冬の間、水草を水上化で維持できないかと思ってから
水草水上化を始めて約1年が経過しました。
というわけで素人が始めてやった水草水上化、それのまとめ。
  
去年の年末の秋頃からトリミングした有茎草を水上化させていました。
その時の記事は⇒こちら
室内での育成では断熱した手作り温室に、使ってない水槽を容器として中に水を
溜めて腰水で維持するやり方でしたが、アオミドロが発生して失敗。
次にクリアパックの容器の底に小さい穴を無数に空け、ソイルを入れて水草を植え、
その容器を水に浸す方式にしたらトラブルなく維持が出来ました ↓
上の写真のは今年の春に室内でのLED育成から屋外育成へ切り替えるために
出す直前の写真です。育成してたのが、
ロタラ、ハイグロフィラ、アマゾンチドメ、グロッソ、オーストラリアンノチドメ
照明は自作LEDライト。ヒーターは無しで発砲スチロール製の保温室だけでした。
低温での維持だったので草は萎れて元気は無く、成長もほとんどしません。

しかし、枯れて死んでしまってるワケではないので、夏になって外で育てると ↓
室内育成から、屋外での日光育成に切り替えて夏になるとこんなモジャモジャに
元気良く成長します。太陽光は凄いね!
屋外での水草水上育成は簡単で、発砲容器に廃ソイルを入れ、水をヒタヒタに張って
草を植え、保湿の為に容器へビニルシートを張って置けば勝手に育ちます。 
肥液はたまーにハイポニカ等を薄めて水と一緒に入れる感じ。
注意としては、まず直射日光当てるのは絶対厳禁で、明るい軒下に置くのがいい感じ。
あと、暑い時期は水分が飛ぶのが早いので水を切らさないよう小まめに水入れです。
 
で、今年の秋にこんな有様になりました。
秋に急に冷え込みが厳しくなった日が数日続いて、霜が降りたのにヤられてしまって・・・
霜で枯れて変色してしまいました。中寄りのロタラとグロッソの一部以外はダメそうです。
まぁ、どうせ育てたものの使い道がなかった草なんですが、こういう結末は悲しいね。
 
 続いて、ヘアーグラスショートの水上化育成してた奴です。
こっちは屋内には入れず、冬も外に出しっぱなしで置いていて氷が張ってたりしたので
無理だろうな~と思って放置してましたが、
なんと、春に暖かくなったら新芽が出てきて育ちました。すごい生命力w
 
暖かくなるにつれてグングン成長して増えていきます。
水上葉で購入して届いた、余ってたのを夏に自分で増やそうと、この容器に植えたときは
ほとんど増えなくて挫折したのですが・・・
越冬させたのがショックになってスイッチが入ったのでしょうかね~?謎
増えなくて苦労してた頃の記事⇒こちら(さっきのリンク先と同じ)
ヘアーグラスも水上育成は簡単?で(増殖スイッチが入れば)廃ソイルなどを容器に入れ
ヒタヒタに水を張ってそこに植えて、保湿にビニルシートをかけるだけ。
(※上の写真の苗床は、100均の水で増えるヤシ殻用土)
こいつは草自体は直射日光でもOKっぽいのですが、直射日光が入ると苗床温度が暑く
なって根が弱るみたいなので、明るい軒下とかが適してるっぽい。
 
以上、素人が初めてやった水草水上育成、総括編でした。
では 皆さん 良いお年を
 

2014年12月2日火曜日

60cm陰性水草水槽-5ヵ月目

お待たせしました、2ヵ月ぶりくらいの久々更新です。
すっかり寒くなりましたね。これ書いてるいま外では霰が降って来ましたw
でも水槽にはヒーター入れたし、車タイヤもスタッドレスに履き替えて冬支度はバッチリ!

さて、7月に立ち上げた60cm陰性水草水槽ですが、経過を紹介したいと思います。
陰性水草、初めてでしたが育ちがスローなので管理がとても楽で私向きだと思いましたw
あと、LED照明との相性もイイと思います。低出力でも難無く育ってくれます。
でもスロー過ぎて変化が無く、ブログのネタには向かないですね (´ε`;
では1ヶ月目~5ヵ月目(現在)までをザックリと。
 
立ち上げ1ヶ月目です。
ミクロソリウム、ナナ、陰性勢はほとんど立ち上げ直後の時と代わり映えせず。
スクリューバリスネリア、ウィローモスが増えてきました。
特にウィローモスマットが急激にモサモサ増大。 作り方⇒自作ウィローモスマット
立ち上げ直後から一変してきめ細かく枝分かれしながら綺麗に育っております。
細かな枝分かれ促進には、どうやらエビ達のツマツマ行為が重要みたい。
あと、色合いが投入直後は黄緑だったのが深緑に変化。
 
 
立ち上げ3ヶ月目。
ミクロソリウム、ナナ、陰性勢もやっと徐々に育って葉の密度が増してきました。
プテロプスに比べセミナローが増えるの早いです。ボルビティス ヒュディロティが最も遅く
もうすぐセミナローに覆われそうな勢い。
ナナは水槽の奥に向かって地道に勢力を拡大するつもりのようです。
んで、
ウィローモスマットがとんでもない厚さに成長w こんな風になるとは予想外だった。
高密度のモッコモコ状態ですw 
もうマットじゃなくなっちゃいました。モスの内部はエビ達の巣窟です。
一番下のマットの付近はもう枯れていると思われ、巻きなおさないとダメっぽかな~
 
 
立ち上げ5ヵ月目(今現在)
陰性水草勢も結構増えて見応えが出てきたと思います。
セミナローが一番綺麗に生え揃ったと思います。ボルビティス ヒュディロティも地味に
隙間から顔を出してアクセント的な役割を果たしくれてます。
プテロプス、増えてますが綺麗に生え揃わずにゴワゴワした感じでちょっと微妙か。
ウィローモスマットはトリミングしたけど、マットの土台から剥がれてたので巻き直し。
余ったモスでもう2枚作って横に並べて全体を敷き詰めようかな。
コケは、小っこい黒ヒゲが流木先端や古葉の先に出てますが、あまり目立たないので
シカトしてますw それより黒ヒゲコケの緑色バージョンみたいなのが台頭してます。
こっちは緑色でフサフサで、レイアウトの一部化しており除去せず観察する予定。
  

2014年9月12日金曜日

30cmキューブでメダカ水槽立ち上げ(失敗)

ずっと前、衝動買いしたものの使わず仕舞ってあったエーハイムの30cmキューブ。
それをメダカ水槽として立ち上げ、大失敗した記録です orz 
 
メダカは幹之メダカというのが気になっていて、飼育して増やせたらいいな~なんて
夢見て立ち上げを決意!
チャームで一番安い弱光ペアってのマークしてたのですが、買おうと思った日には
既に売り切れ、他は価格が高すぎて断念。無念。
結局 特売に楊貴妃メダカ10匹で900円てのを見つけてコチラを購入。
 
さて、水槽の立ち上げですが
60cm陰性系水槽の方の底面式慮過が思いのほか調子が良くて気にいっていたので
30cmキューブでも底面式を導入。
また、メダカは基本的に止水を好み水流を嫌う魚だという事なので、強い水流が起き
ないエアーリフト式の底面慮過のみとしました。
ほとんどのサブストラットプロを60cm水槽の方で使い果たしてしまったので、底面部の
ろ材は、大量に余っているエーハイムメックを敷き詰めました。
がしかし、これが後に大失敗に繋がる原因になります・・・。
 
ろ材の上に、ウールマットを薄く裂いた物を敷き、上に溶岩砂を敷きました。
溶岩砂はマスターサンドより粒子が大きいだけで、基本的には同じものだそうです。
 
更に、溶岩砂の上に赤玉土を敷きました。赤玉土はメダカ飼育では良く使われている
定番の底床材みたいです。
赤玉土ってもっと粒が硬いのかと思っていたら、粘土みたく軟らかいんですね。
枯れ枝や落ち葉などのゴミや、砕けた粒子でかなり汚れているので入念に洗って
から使います。
注水中の様子です。とけた土でモヤモヤ~と濁りが出るかなと予想してたのですが
シッカリと洗っておいた成果か、ほとんど濁りませんでしたね。 
ライトは自作LED照明。というかコンセプトがLED水草育成なのでLED以外使う気が無い。
この水槽のライトはとりあえず40cm水槽の自作LEDライトを流用中です。
そのうち30cm用のも作ろうかなと思ってます。
 
メダカを入居させて1週間目、まだ平和だった頃の様子。
底の赤玉土の隙間に落ちたエサを探してるんでしょうか。底床をほじくる仕草が
可愛らしくて好きです ^^
水草はマツモとグレートモスを入れています。この頃は水草の生育も順調でした。
 
2週間を過ぎた頃、突然メダカが病気になり出しました。
尾ぐされ病と水カビ病の併発です・・・10匹中で8匹が発症しており、内3匹が重症。
すぐに隔離してメチレンブルーで薬浴。しかし甲斐なく数日中に2匹が☆に。
病気が治ったメダカ達は、屋外の発砲容器での飼育としました。
メダカは屋内飼育より、外で太陽光を浴びてた方が元気になるそうです。
 
この時辺りから水槽の水質が変だと感じていて、水が少し臭い気がしていました。
なんというか腐卵臭のような生臭いような悪臭。
それはどうやら底面慮過の水がリフトして来るエアーのブクブクから出てる様で、
換水すれば一旦落ち着くものの、3~4日程度でまた臭うようになり・・・
そして、最初は元気に成長していたマツモの生育もピタリと止まり・・・
 
最終的には、アオミドロだらけになりました・・・
水槽には病気を免れた2匹だけしか居らず、故に日々のエサの量も僅かなのですが
1/3換水を毎週やれどもアオミドロでどんどんドロドロになる怪奇。
現在は、あまりに水槽の状態が酷いので、残り2匹のメダカも屋外容器で飼育中。

水槽の水質が悪化して失敗した原因ですが、おそらく
慮過の一番下のろ材に使ったエーハイムメックが良くなかったのではと思っています。
底面にリングろ材を敷いたので流れのない止水域が大量に出来、そこへ汚泥が溜って
水を腐らせていたと思われます。
ケチらず素直にボール系ろ材(サブストラットプロとか)にすべきでした・・・反省
 
ですが、外にある発砲容器での飼育状況はイイ感じです。
水は薄っすらとグリーンウォーター化していて、30cmキューブ水槽ではメダカ達は
抱卵する事がなかったのですが、今ではたくさん稚魚達が泳いでいます。

この調子で、メダカに増えてもらいたいな。

2014年7月17日木曜日

60cm水槽リセット、陰性水草水槽の立ち上げ

去年の6月頃に立ち上げた60cm水槽ですが、ついにリセットしました。
この水槽は約1年程が経過。
春には既に、茂ってた頃の面影は無くなり草はボロボロとなって崩壊状態でしたので
GWにリセットしようと思っていたのですが。
忙しかったのとモチベーションがダウンで先延ばしていたら夏が来てしまいましたw
さて、
有茎草は維持が面倒だったので今回のレイアウトは陰性系の草にしようと思います。 
  
ソイル除去をしている風景。
水と一緒にソイルも吸い出そうとしたのですが、根が絡み合ったソイルがホースの途中に
詰まって上手く行かず、園芸スコップで地道に掻き出しました。
汚泥が溜ってて汚いです。。。なんとも言えない独特の異臭が鼻をつきます・・・。
 
陰性系草だけにするつもりなので、今回はソイルは使わないで、溶岩砂(マスターサンド)を
底床にしてみました。
マスターサンドは物凄く汚れているので、面倒ですが入念に洗います。
しっかり洗っておかないと水槽が泥水になるので、ザブザブしても澄んだ水になるまで洗浄。
一袋10kg全てを洗い終えるまで数時間要しましたw もうヘトヘト。
 
新たな試みとして底面式慮過を導入。底面慮過は底床全てがろ材として機能するので、
能力がとても高いそうです。
底面フィルターはニッソーバイオフィルターを使い、更に底全体をサブストラットで埋めて
やりました。慮過力UPと汚泥での目詰まりの防止になればと思っています。
 
更に外部式フィルターも使います。フィルターはテトラVX-60。
ホースは今までの付属品ホースだと硬くて扱い難かったのでシリコンホースにしました。
アクア用のは値段が高くて買えないので、汎用品の安物です(2m税込1000円程)。
非常に柔らかくて柔軟性が素晴らしいです。
 
シャワーパイプは卒業して、今回からDo!aquaバイオレットグラスにしました。
シリコンホースにした大きな理由がコレ。ホースが軟らかいので吸盤が外れてくる事も
無く、グラスからホースを外す時もシリコンは軟らかいので楽です。
 
メインとなるシダ類は、
ミクロソリウム プテロプス、セミナロー、ボルビチス ヒュディロティの3種類です。
他に、アヌビアス ナナ、スクリューバリスネリア、ウィローモスが入ります。

シダの流木着生は、ミクロソリウム等シダは初めて触るので勝手が判らず四苦八苦。
固定の仕方がいまいち判らず、位置がズレたりして思う様に出来ませんでした。
 
仕上がった底面慮過の底床の構造はこんな風になっています。
上から、マスターサンド⇒ウールマット⇒サブストラット。
サブストとマスターサンドを仕切るウールマットは上部フィルター用の粗目ウールマットを
5~6mm程に薄く裂いたものを敷き詰めてあります。
今回、底面慮過を初めて使うにあたり、どんな風に汚泥が溜って汚れてくるか確認したい
と思ってワザと慮過層が見えるようにしました。
 
そして、立ち上げ1週間目の水槽、照明はそのまま同じ自作LED照明です。
想像してたのと違うワカメ水槽レイアウトになりました・・・orz
揃えたのが小さい流木だけで、目立つメイン流木が無いのが致命的なようです。
まだ流木が浮かぶ奴もあって思う様な配置になっていないので、これから少しずつ弄って
いこうと思います。
 
あと、底面慮過の能力はイイ感じです。
水を入れて2時間で水がピカピカに澄み渡りました。その後、3日目くらいからアクで水が
黄ばんだ感じになったのですが、1週間ほどで透明に戻りました。
溶岩砂の浄化力は高いですね。